ストレスなどから自律神経が乱れたり、極度の緊張を強いられた場合など、
身体の不調を引き起こすことが多きものです。その症状に、呑気症やかみしめ症候群といったものがあります。
この二つは一見異なる症状のように見えますが、心療内科での診察では、密接な関係があることがわかっています。
かみしめ症候群とは、食事をするとき以外にも奥歯をかみしめてしまう症状を指しています。
例えば、重いものを持ったりしたときには、
人間は自然と奥歯をかみしめるものですが、
奥歯が接触していることが日常化していたり、
パソコンなど少し下を向く作業が続く仕事に従事している人でも、絶えず奥歯をかみしめていることが多くなります。
また、緊張や不安などストレスにさらされているときにも、奥歯を噛みしめる習慣があるとされています。
このようにかみしめ症候群の症状がみられる人は、同時に呑気症の症状が出ていることも多いです。
呑気症とは、多量の空気を無意識のうちに飲み込んでしまうために起こる症状で、
胃の不快感や上腹部膨満感、げっぷ・おならなどが頻繁に出る人もいます。
なぜかみしめ症候群の人に呑気症の症状がみられるかというと、
人は通常噛みしめるときは、食べ物を飲み込むときであるため、飲み込みやすいよう唾液が分泌されます。
そしてその際には微量の空気も一緒に飲み込んでいるのです。
食事以外でも歯を噛みしめる習慣がある人は、この飲み込む空気の量が増えていき、呑気症となることが多いのです。
ストレス性のかみしめ症候群や呑気症では、他にも頭痛や首が痛いなどの症状が一緒に起こることが多くなります。
その場合は、心療内科などを受診し治療することが望ましいでしょう。
また、ストレスや自律神経の乱などから起こる体の歪みから脳脊髄液の循環不全がある場合にも、ひどい頭痛・口をあけにくいといった症状が起こりやすくなります。
その場合、痛みを我慢するために奥歯を噛みしめることが多くなり、呑気症を併発することもあります。
一つの原因で治療が上手くいくわけではなく、複数のことが原因で症状が引き起こされることが多いため、いろいろな治療法を試してみるといいでしょう。
ストレスを改善するための、自律神経を鍛える体幹トレーニングも効果的です。
整体で体の軸を整えることは、浅い呼吸から深い呼吸に切り替え、自律神経を整えるのに効果があります。
また、歯科に通い、噛みしめを改善するスプリントといわれるマウスピースを装着したりもします。
脳脊髄液の循環不全には不定愁訴・自律神経専門の整体院。
脳脊髄液の漏れは、脳神経外科で治療することが大切です。
いろいろな専門医の力を借りて、治療を推し進めていくことが大切なのです。
宮城県 富谷市 自律神経の乱れからの「呑気症」と「かみしめ症候群」はまやま整骨院にお任せ下さい。
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